プリンタクリーニングについて覚えておきたいポイント

プリンタクリーニングはどんなメカニズムで動いているの?

※下記で行っている撮影はあくまでも内部を見るために行っているので、
実際に動かすのはやめてください。
撮影に使用した機種はMFC-495CDNです。

乾燥防止のパーツ

普段は上記の写真にあるようにヘッドの乾燥を防ぐために
周りがゴムで囲われたパーツの上にインクヘッドがのっています。
撮影時に邪魔だったので手で動かそうとしましたが、
かなりピッタリとくっついていて動かせませんでした。

放置しているとゴミがヘッドに付着する。
というのはこれを見るかぎりはなさそうです。

しかし、数ヶ月も動かさない状態だとインクが固まってしまう可能性は
十分ありますね。
特に純正の黒インクは顔料ですから、固まりやすいです。

また、プリンタ周辺が埃っぽいと印刷時にホコリが付着してしまいますので
極力、ホコリが付着しないようにプリンタカバーなどでカバーをしておくと
よいですね。

インク拭きとりパーツ

プリンタクリーニングを行なう時に必ずこの部分までヘッドが動き、
このスポンジ状のパーツでプリンタのヘッドクリーニングを行います。

ためしにスポンジ状のパーツにティッシュを押し当てたところ
インクで染まりました。

このパーツは廃インクタンクとも呼ばれています。

プリンタクリーニングをする際にはこのスポンジ状のパーツの上で
クリーニングを行います。

ヘッドクリーニングがうまくいかない場合、
このパーツの上にインクが固まりになってこびりついていると
クリーニングが正常にできません。

プリンタクリーニングとオシッコの関係

実はプリンタクリーニングとオシッコは似ているんです。
オシッコは体内の毒素を排出するために大切です。

しかし、どうしてもトイレを我慢しなければならない時が
あるかもしれません。

たとえば、演劇や長距離ドライブなどのときは
休憩時まで我慢することがあるかもしれません。

ごくたまであれば健康に問題はありませんが、
常にそのような状況であるならば、
体内の毒素をすぐに排出しないため
健康にはあまりよくないでしょう。

人によっては膀胱炎になるかもしれません。

インク消費を節約したいと思うあまり、
インクの排出をせず、プリンタ内部でとどめたままならば、
内部でインクが固まってしまったり、
ヘッド部分でインクつまりを起こしてしまう危険性があります。

故障をさけるためには?

ほとんど印刷されないお客様におすすめしているのが、
週に一度くらいのカラーコピーです。

カラーコピーはすべてのカラーインクを消費しますし、
インクヘッドからのインク吐出状態を確認することができるので、
良好なカラープリンタの状態を保つのにピッタリです。

カラーコピーでも問題解決しないときは?

何らかの理由でプリンタヘッドに大量のインクが付着している時です。

まずはプリンタクリーニングをしていただいて
ヘッドに付着したインクを拭きとってください。

もし、ヘッドに付着した状態が数ヶ月にわたって続いている場合は
固まってしまいますので、そうならないように注意してください。

この現象が特に生じやすい人は
以前に他社製の詰替えインクを使っておられた方によく生じるようです。

他社製の詰替えインクでカートリッジに加工をして
インクを充填するタイプのものだと
インクを入れすぎてしまいその結果、カートリッジ内部の空気圧がうまく保つことができずプリンタヘッドからインクが流出することがあります。

そのまま放置しておくとヘッドにインクがジワジワとしみ出してきて
用紙を汚したり、さらにインク漏れがひどくなると
プリンタ内部にインク漏れを引き起こしなどの
プリンタトラブルにつながるというわけです。

ビッグタンクは空気圧を一定に保つための工夫がされていますので、
ヘッド部分に余分なインクが滴り続けるということは
ありませんので安心してお使いください。

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