今秋発売された機種の中でもフラッグシップとなっている、
「DCP-J4220N」
Brotherが最も力を注いだこのプリンタの全容を徹底調査しました。
主張しすぎないスタイリッシュでシンプルな見た目のプリンタ
本体サイズは48㎝(幅)×34.5cm(奥行)×18.8cm(高さ)。
無駄のないシンプルなデザインはどこに置いても溶け込めそうです。
カラーもホワイト/ブラックの2色から選べます。
旧機種より少し小さくなった液晶は、2.7型。
見やすく、直感的なタッチ操作が可能で、簡単なのがいいですね。
こだわりの印刷速度。家庭用でもビジネスクラスの実力
印刷速度は、A4カラー印刷18枚/分、A4モノクロ印刷20枚/分。
これは実に今までの2倍の速度。
その秘密は従来の2倍にあたる大きさ、
35mmの大型プリントヘッドを搭載したこと。
でもそれって本当に速いのでしょうか?
価格.comで見てみると、プリンタ業界の印刷速度(カラー)の分布は以下の通り。
5枚/分~(264)
10枚/分~(213)
15枚/分~(141)
20枚/分~(115)
25枚/分~(76)
30枚/分~(54)
40枚/分~(12)
20枚/分を超えるのはほとんどがビジネスユースのプリンターで、
価格もグッとあがっていきます。
それを考えると、ホームユースのプリンタ、
またこの価格帯で18/分は、トップクラスの印刷速度と言えます。
家庭だけではなく、職場でも重宝しそうですね。
ちなみに「コピー速度」はカラーで9面/分、モノクロで12面/分です。
ADF(自動原稿送り装置)と用紙サポーターでかゆい所に手が届く!
両面印刷や、様々な用紙サイズに対応しているだけではありません。
何度も給紙したり、カバーを上げて原稿をセットしたり、
といった実際に使うときのストレスを大幅に軽減しています。
例えば・・
「前面の給紙トレイ」:A4サイズを150枚もセット可能。
「手差しトレイ」:A3の印刷にも便利。
「多目的トレイ」:原稿を大量にセットできます。
A4普通紙で80枚、ハガキは50枚、封筒20枚までセット可能。しかもこのトレイには「用紙サポーター」が導入され、
「紙が斜めに入っていく」という従来の問題点も解消されました。「ADF(自動原稿送り装置)」:上部に搭載されたこの機能は、
複数枚の原稿の連続スキャンを可能にします。A4(20枚まで)、はがきや名刺など(10枚まで)に対応。
これによって、原稿台カバーをその都度持ち上げて
1枚ずつ原稿をセットする必要がなくなります。
プリンターって日常的に使うから、
こういう細かな気遣いがうれしいんですよね。
写真印刷で負けない!「技ありインク」の実態
これらのハイスペック基本性能に加えて、
今回一番力を入れていると思われるのが印刷の「質」
他社の製品と比べて写真印刷が見劣りすると言われがちなBrotherプリンタですが、
それを解消するべく開発された「技ありインク」がこの機種の目玉と言えそうです。
これまでと同じ4色インクでありながら、
従来に比べ、色の再現領域を13%拡大することに成功したそうです。
黒の表現に大きな影響があると言われている、
C(シアン)を中心に染料濃度を調節したこと、
新たなインクの組み合わせ方を開発したことなどによって、
コントラストのはっきりした鮮やかな写真印刷が可能になりました。
また、最小1.5plという非常に細かいインクの粒を、
最高6000dpiという高い密度で打ち出せるようにしたので、
自然なグラデーションが実現しました。
ちなみにpl(ピコリットル)は 10のマイナス12乗リットルという分かりずらい単位ですが、 小さければ小さいほど滑らかな画像が描けることになります。 dpi(ドットパーインチ)は、 「1インチ当たりに飛ばすインク滴の数」という意味なので、 数が大きいほど高画質ということになります。
さらに驚きなのは、
写真を見たときの印象に大きな影響を与える部分(空や髪など)を、
数万点以上の画像データに基づいて自動で色変換し、
印象的な写真にしてくれるという機能!
自分で思っていたより美しい写真が印刷できちゃうかもしれませんね。
まとめ
さすがにBrotherが技術を詰め込んだだけあって高スペックですね
これなら、家庭用としてもビジネス用としても活躍しそうです
現在価格はこちらをご覧ください
現在ビッグタンクでも急ピッチで対応インクを開発中です。
もう少々お待ちくださいませ!
2015年09月14日:追記
大変お待たせいたしました
LC213インク使用のプリンタに対応するビッグタンク販売開始いたしました!
スペック詳細
カラー | ホワイト/ブラック |
---|---|
液晶ディスク | 2.7型TFTカラー液晶 タッチパネル |
最小液適量 | 1.5pl |
給紙トレイ/排紙トレイ容量 | 最大150枚/最大50枚 |
プリント解像度 | 最大6000×1200dpi |
A4プリント速度(カラー/モノクロ) | 約18/20ipm |
A4コピー速度(カラー/モノクロ) | 約9/12ipm(ADFコピー時) |
スキャナー光学解像度 | 2400dpi(主走査)×2400dpi(副走査) |
A4スキャン速度(カラー/モノクロ) | 3.4/3.4秒 |
ダイレクトプリント対応メディア | USBフラッシュメモリー、メモリースティックDuo/PRODuo、SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード、マルチメディアカード/plus |
ネットワーク | 無線LAN(IEEE802.11b/g/n) |
外形寸法 | 480(幅)×345(奥行)×188(高さ)mm |
質量(インクカートリッジ含む) | 約10.4kg |
コメント
こんにちは
3月8日「DCP-J4220N」を購入させていただきました。
ビックタンク対応していない機種で、調べた結果ビックタンク開発中とのことでした。
1.いつ頃発売になる予定でしょうか?
2.購入は直接ですか?
返信お願いします。
できればこのまま使用したいですが、
3日以内(平成27年3月12日)に返信なければ未開封なので店に返品を考えています。
坂上様
タダプリント店長の西田です。
現在、鋭意努力しておりますが、発売時期は未定です。
発売開始時期は当ブログで発表いたします。
回答の御礼
早急なる返答、誠にありがとうございます。
誠意ある回答と今後の用途を検討し継続し使用させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
私的事ですが、ビックタンクの販売を早急にお願いいたします。
ありがとうございます。
ご満足いただける商品をお届けできるように努力していきたいと思います。
いつ頃発売になる予定でしょうか?
首を長くして待っています(^^;
お待たせして申し訳ございません。今週より発売開始予定です。