インクジェットに適さない印刷物
・強い日差しにさらされるもの
・ハイクオリティな写真
・名刺
・水がかかる可能性が高いもの
上記のような印刷物はインクジェットでプリントしたものは適しません。
インクジェットプリントは光に弱い
最近ではメーカー努力も進んでおり、色アセ対策もされていますが、
カラーレーザープリンタと比べるとやはり、色あせしてしまいます。
太陽光の紫外線はインクジェットプリントの強敵です。
しかし、室内に放置しているだけでも色あせを起こしてしまいます。
これは空気中に含まれるオゾン、チッ素酸化物やイオウ酸化物などによって
色あせてしまうのです。
ハイクオリティな写真を自宅でプリントするのはハイコスト
プリンタメーカーがウリにしているのが、
「○年保存」というものです。
あるメーカーさんはアルバム保存で300年以上というのをうたっています。
しかし、ただ単に放置しているだけでは色は抜けるばかりです。
1.高価な光沢用紙に印刷する。
2.直接空気に触れないようにアルバムなどに入れる。
3.暗いところで保管する。
写真屋さんのプリントに自宅プリントが敵わないワケとは?
でも紹介しましたが、インクジェットプリンタでの印刷と
写真屋さんのプリントでは発色の仕方が全く異なります。
ですので、どんなにインクジェットプリンタの性能が進んでもこの差を埋めるのは不可能なのです。
また、ハイクオリティな写真を使い捨てにされる方はいらっしゃらないでしょう。
額に入れて飾ったり、友人や家族に配ったりされて長期保存を念頭においておられます。
水がかかる可能性のある印刷物
屋外でよく使ったり、濡れた手で触る可能性のある印刷物は同じく適していません。
女性ですとビッグタンクでカラーコピーをしたレシピなどをキッチンまわりで
使われている方もいらっしゃるようです。
その際はファイルケースなどに入れて参照されるなら問題ないでしょう。
相手先で長期保存される可能性のある名刺
たまに名刺をインクジェットプリンタで印刷したものを受け取る機会が
あるかもしれません。
ではもらった名刺がペラペラで周囲のミシン目のギザギザが
手につくような名刺をもらったらどのように感じるでしょうか?
「とりあえず作ったのかなぁ?
なんだか安っぽい感じなんだけど。。。」
「仕事もこんな感じなのかなぁ。。。」
などと余計な心配を取引先にさせてしまうかもしれません。
また、自分で名刺を作るためには
名刺作成ソフトやレイアウトを考えたり、フォントをインストールしたりと
色々と手間がかかります。
それよりも早くてキレイなのに安価な名刺スピード印刷にオーダー
したほうがよっぽどいいものが出来上がります。
最近は価格競争も進んでいますので少し検索をかけるだけでたくさんの業者が
ヒットしますね。
人を表すかがみのような名刺はインクジェットプリントには向いていません。
用途に合わせて印刷物は使い分けるのがGOODですよ。
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