ビジネスはスピード!
よく言われることですが、これは印刷速度についても言えます。
実際、プリントアウトスピードはビジネスの世界では昔から重視されています。
例えば、こんな場面が想像出来ます。
● 迫っている会議の時間に間に合わせるための社内資料作成。
● 特売の時間が迫っている中でのポップ作成。
● アポイントがあるお客様にお渡しする資料印刷。
少し考えただけでもいろんな場面がありますね。
ビジネスの場面でインクジェットプリンターのスピードは通用しないのか?
インクジェットプリンタの歴史
日本でインクジェットプリンターが初登場したのが、
今から約20年ほど前になります。
当時高校生だったわたしは母親を説得して
CANONのBJ-10Vを買ってもらいました。
何の機能もついていないインクジェットプリンターが約4万円ほどでした。
プリンターヘッドが往復する姿を見てあまりの速さに感動したのを思い出します。
しかし、
レーザープリンターのスピードと比べると当時の技術では雲泥の差がありました。
ですから、インクジェットプリンターが普及しても
多くの人の頭の中には速度では
レーザープリンター > インクジェットプリンター
という図式が出来上がったのです。
しかし、メーカー側も常に製品開発を怠っていませんから、
ドンドン進化していっています。
2010年の時点でその差はどうなったのでしょうか?
現在、ブラザーで最も売れているインクジェットプリンターといっても
過言ではないMFC-6490CNを例にしてみましょう。
ブラザープリンタMFC-6490CNの印刷スピード
カタログを見ると
「ビジネスに最適!モノクロ印刷が速い!高速ヘッド搭載
プリントヘッドの黒のノズル数を2倍に増やすことにより、A4最速35枚/分(モノクロ)の高速印刷を実現。」
とあります。
さて、レーザープリンターはいかがでしょう。
同じく価格コムランキング上位のMFC-8380DNを見てみましょう。
ブラザープリンタMFC-8380DNの印刷スピード
カタログをみると
「最高毎分30枚の高速プリントエンジン
大量部数の出力でも時間を取らせません。
毎分最高30枚の高速処理を可能にしたプリントエンジンを搭載。
さらに起動もすばやく、ファーストプリントまでの時間を約8.5秒に短縮しました。」
見ての通りいつの間にかインクジェットプリンタが逆転しています。
もし、印刷スピードだけを求めてレーザープリンタを買おうと思っていたのなら、
この際、インクジェットプリンタを視野に入れることも重要です。
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